ビルドンブング

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エッセイを爆買い

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学生の頃は小説ばかり読んでいた。
大人になってから読む機会は減ったけれど、たまに「やっぱり読みたい!」と思って急にまた熱心に小説を読むようになったり、かと思えば急に冷めたりする。
図書館で借りた小説を常にポケットに入れて出かけていた時期も最近あった。

 ただ、ここ数年は小説よりもエッセイを読む機会が増えた。
単純に、文章としてブログに近く、読んでいるとなんとなくこのブログが書きやすくなるような気がする。

 というのもあるけれど、単純に面白い。
小説は物語を楽しむものだと思うけれど、エッセイは作者の考え方を楽しむものだ。
もちろん、小説にもキャラクターそれぞれの考え方が現れるけれど、やはりどこか「作り物感」が漂う。
「小説だから」と自分で勝手に漂わせているだけかもしれないけれど。
しかしエッセイは作者の声そのものである。
そこがとにかく面白い。
小説家でエッセイも執筆している人もいる。
自分が当時好きだった小説家が書いているエッセイを読むと、かなり面白かったりする。
「ああ、こういう考え方だからああいう物語が生まれたのかな」とか色々とバックボーンが推測できるからだ。
図書館にはエッセイも置いてあるので、借りて読めばいいのだが、エッセイは小説と違ってサクサクと読める。
それに文庫サイズのものは少なかったりするし、図書館では最初に出版されたものが入っているので、いわゆる「文庫落ち」したバージョンはなかったりする。
ポケットやバッグに入れて持ち歩くには文庫サイズでないと厳しい。(特にポケット)
持ち歩きの面で言うならば、電子書籍がベストだ。
スマホの中にデータとして何冊でも入れておける。
好きな時に好きなものを読める。
出先で読み終わって「次に読む本がない」という事態になることがない。
というわけで買った。
タイトルの通りである。
好きな作家のエッセイをまとめ買い。
総額2万円近く。

好きで買ったものだし、本を読むことは無駄にはならないという考え方なので、無駄遣いをしたという感覚はないし、後悔することもないと思われる。
今までに何度か「これだ!」と思って買った本が思ったほどではなかったことはあるけれど、後悔までしたことはない。
たとえ内容が薄っぺらくても、それに興味を持って購入したので、何か一つくらいは得るものがあるのだ。
だからまあ、本に関しては割と躊躇なくお金を使う。
もちろん、漫画や娯楽系となると話は違うけれど。
20冊程度買ったので、これを何度も読み回していればしばらく読むものには困るまい。
それでも何度も読んでいるうちに飽きてきて、また買うのだろうけれど。