ビルドンブング

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やってみたらなんでもなかったキッチン歯磨き

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少し前、キッチン(台所)で歯磨きをするのに心理的抵抗がある、という話をした。

 逆に言うと物理的には可能なわけで、抵抗は本当に心理的なものだけなのだ。
先日、思い切ってやってみたら、なんでもないことだった。
そもそもどうしてキッチンで歯磨き、というか歯磨きの最後のうがいをすることになったかというと……
まず自宅はユニットバスである。
シャワーの後は洗面所の床もそれなりに濡れてしまうので、あまり立ち入りたくない。
かといって浴槽と洗面所・トイレを区切るカーテンはなんだか不衛生な感じがして設置したくない。
どうせ手入れをサボって汚いカーテンを使い続けることになるだろうし……

 なので今まではシャワー前に歯を磨いていた。
そのまま歯ブラシだけ洗って、シャワーのついでに浴槽でうがいをすると言うスタイルだ。
それはそれで楽なのだけれど、その結果「歯磨きはシャワーの前」という条件に縛られていた。
疲れて帰ってきた日なんかは「さっさとシャワーを浴びて寝たい。ああ、でもシャワーの前に歯磨きしないと。面倒だなあ……」というような気持ちになって、結局歯を磨かずシャワーも浴びず、床でそのまま横になって寝てしまったり。
もちろん床で6時間ほど寝たところで、ちゃんと寝具で眠るのに比べると体の疲れは取れない。
結果的に損をしてしまうのだ。
だったらそういう日は歯磨きを諦めてしまえばいい、という考えもあった。

 しかしそもそも「歯磨きはシャワーの前でなければいけない」という謎ルールに縛られている状況をどうにかすればいいわけで、その打開策が「キッチンで歯磨き」だったのだ。
それなら床が濡れたバスルームに立ち入らなくても歯磨きができる。
そう、ここまで書けばわかるとおり「キッチンで歯磨きの後のうがいをするのはちょっと……」なんて言ってる場合じゃないくらいの生活上の不都合が時折発生していたのだ。
歯磨きをしないどころかシャワーも浴びずに床で寝てしまうような事象が発生している以上、もう潔くキッチンで歯磨きしてやろう、と思ってやってみたわけだが、これが存外に平気だった。
もちろん、うがいの際は頭をできるだけ下げて、口から出した水が跳ね返らないようにするし、うがいの後は念入りにシンクを流して歯磨き粉が残らないようにするしで、洗面所に比べて多少は気を使うものの、それでも気をつけるという気持ちの問題であって、手間の上では洗面所でうがいをするのと大差ない。
やはり気持ちの問題だけだったということ。
キッチンで歯磨きの後のうがいをして生活上の支障がいくつか減るのなら、うだうだ言ってないでやればいいじゃない、という話だったのだ。
知らないうちに謎の自分ルールに縛られがちな私である……